ザック「本田と長友は6月には間に合う」〔侍〕

サッカー日本代表アルベルト・ザッケローニ監督が9日、欧州でプレーする日本人選手を視察するため、成田空港から離日した。内田篤人の所属するシャルケ細貝萌レーバークーゼンが対戦する13日のドイツ1部リーグを皮切りに、約3週間をかけて各国を回る。出発前に取材に応じた指揮官は「選手のコンデションを見極め、6月にしっかり合わせていきたい」とし、同月に控えるワールドカップ(W杯)アジア最終予選の残り2試合とコンフェデレーションズ・カップに万全の態勢で臨む構えを強調した。


 故障で3月のW杯最終予選・ヨルダン戦を棒に振った本田圭佑CSKAモスクワ)、長友佑都インテル・ミラノ)については「両選手とも順調に回復していると情報が来ている。6月には間に合うと思う」と説明。左足首の検査と療養のため帰国している本田とは直接話したことを明かし、「代表に早く復帰して活躍したい熱意が伝わってきたし、トレーニングも順調にいっているという話もした」と期待をにじませた。