マラガとドルトムントは激しい攻防で引き分け〔CL〕

3日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグ、マラガ対ドルトムントの一戦は0−0の引き分けに終わった。

前半はドルトムントがカウンターから多くのチャンスを得た。14分、自陣でインターセプトしたシュメルツァーから前線へロングボールが送られると、レヴァンドフスキが頭でつなぎ、スペースへ飛び出したゲッツェが独走。最後はシュートを打つが、相手GKカバジェロに阻まれた。さらに19分、ゲッツェに再びチャンス。中盤でロイスがボールを奪うと、もつれてこぼれたボールをギュンドアンが拾って素早くドリブルで持ち上がり、最後はゲッツェへ。しかし、シュートは再びGKに当ててしまった。

25分には右サイドから3回のワンツーでカットインしたロイスがそのまま左足でミドルシュートを打つが相手GKカバジェロがキャッチ。そして29分、中央でターンしたレヴァンドフスキから右サイドへ展開し、ピシュチェクのクロスを送るが、間一髪、グロスクロイツの前でマラガのセンターバックデミチェリスにクリアされた。マラガも42分にはコーナーキックからチャンスを生み出すが、ゴールはならず。

後半に入ると47分、再びドルトムントがマラガの高いディフェンスラインの裏を突く速攻。グロスクロイツとのパス交換でゲッツェが左サイドを突破して折り返すと、レヴァンドフスキにボールが入るがシュートはジャストミートできなかった。

引き締まったマラガのディフェンスからなかなかゴールを奪えないドルトムントは65分、ビッグチャンスを得る。右サイドでボールを運んだギュンドアンからゲッツェへスルーパス。そのままゴール方向へ飛び出し、ゲッツェがフリーでシュートを打つが、惜しくも枠を外れた。

66分にはマラガもチャンス。右サイドのクロスから最後はイスコが強烈なシュートを放つが、GKヴァイデンフェラーがセーブ。両チーム共に守備陣が高いクオリティーを発揮してゴールを許さない。

結局、両チーム共にチャンスを作りながらも、0−0のスコアレスドローに終わった。

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