レアルはホームで完勝!〔CL〕

3日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグ、サンチャゴ・ベルナベウでのレアル・マドリードガラタサライは3−0でマドリードが完勝した。

“トルコのバルサ”と称されるガラタサライをベルナベウに迎えたマドリード。立ち上がりは攻撃的選手の存在感が際立ち、がっぷり四つの展開を予感させたが、マドリードが早々に試合の行方を決定付ける。9分、エジルのスルーパスからエリア内に侵入したクリスティアーノ・ロナウドが、GKムスレラをあざ笑う左足のループシュートでネットを揺らした。

スコアが動いた後は、マドリードが完全にペースを掌握。両サイドバックを押し上げて反撃に出るガラタサライに対し、コンスタントにショートカウンターを繰り出していく。そして29分、エッシェンのクロスをエリア内でトラップしたベンゼマが、右足のシュートで追加点を記録。リードを広げたマドリードは、余裕を持った試合運びを見せながら、2−0で前半終了を迎える。

後半、テリム監督はいまだ本調子ではないスナイデルをギョクハン・ザンに代えるも、マドリードの優位性は一向に揺らがず。そして73分、ベンゼマとの交代でピッチに入ったイグアインが3ゴール目を獲得する。アルゼンチン代表MFは、シャビ・アロンソフリーキックからヘディングシュートを繰り出し、今季のCL初得点を記録した。

モウリーニョ監督はその後、エジルディ・マリアに代えてモドリッチ、ペペを投入。ケディラシャビ・アロンソ、ペペによるトリボテ(3ボランチ)を敷き、ガラタサライの中盤での自由を奪った。結局、試合は3−0のまま終了のホイッスル。マドリードが今季のCL9試合目にして初の完封勝利を飾り、3シーズン連続の準決勝進出に王手をかけている。

なお、対戦相手が地獄に感じるというガラタサライの本拠地テレコム・アレーナでのセカンドレグは、4月9日に開催される。

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