なでしこジャパンが北朝鮮と引き分ける

女子の東アジアカップ2013第2戦、なでしこジャパン北朝鮮の試合が25日行われ、0−0のスコアレスドローに終わった。

前半は北朝鮮に押し込まれる時間も多かったが、失点は許さず。前半終了間際のリ・エギョンのシュートが最大のピンチとなったが、クロスバーに救われて0−0で折り返した。

後半優位に立った日本はたびたび北朝鮮のゴールに迫るも、ゴールを奪うことができない。 47分には川澄のボレーにゴール前で大儀見が反応してシュートしたが、GKにコースを消され弾き返されてしまった。74分にも宮間のゴール前への浮き球から大野、大儀見が立て続けにゴールを狙ったが、ここでもゴール前を固めた北朝鮮の壁を破ることができない。

84分には交代出場の岩渕が巧みなターンでゴール前に抜け出したが、この決定的なシュートにもGKホン・ミョンフイが反応し、足で触ったボールがわずかにゴール右に外れた。その後もゴールを狙い続けた日本だが、結局勝ち点1の獲得にとどまる結果となった。

この結果、日本と北朝鮮はともに勝ち点4。得失点差で上回る日本が首位に立っている。27日の最終戦では、日本は開催国の韓国と、北朝鮮は中国と対戦する。