レアル・マドリードはガラタサライにアウェーで敗れるものの、合計スコアで準決勝進出!〔CL〕

チャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグが9日に行われ、ガラタサライレアル・マドリードが対戦した。

 ホームでのファーストレグを3−0と制していたレアル・マドリードは、敵地に乗り込むと、序盤から一気に攻勢をかけた。3分にカウンターからアンヘル・ディ・マリアが放ったシュートは、わずかにゴールを外れる。7分には、右サイドのメスト・エジルからサミ・ケディラにスルーパス。抜け出したケディラの折り返しをゴール前のクリスティアーノ・ロナウドが右足で蹴り込み、敵地で先制に成功した。

 開始早々に均衡を破ったレアル・マドリードは、先制後もチャンスを作り出し、23分にはC・ロナウドのヒールキックからペナルティエリア内でディ・マリアが決定的なシュート。GKフェルナンド・ムスレラの好セーブに遭い、追加点とはならなかった。一方の守備では、38分にガラタサライウェズレイスナイデルにCKからのこぼれ球からシュートを打たれたが、GKディエゴ・ロペスがセーブ。前半はレアル・マドリードが1点リードのまま、折り返した。

 レアル・マドリードは、57分にもゴンサロ・イグアインのパスを受けたディ・マリアが右サイドからゴール前にパスを供給。C・ロナウドが絶好機を得たが、シュートは枠を外してしまう。大きなチャンスを逸すると、直後には右サイドに流れてきたスナイデルに中央への折り返しを許し、走り込んできたエマニュエル・エブエに右足を振り向かれると、豪快なシュートで同点ゴールを叩き込まれてしまう。

 1−1に追いつかれると、62分にはクリアミスからスナイデルにゴール前で決定的なシュートを打たれる。ボールがゴールから外れたことで難を逃れたが、勝ち越しを狙うガラタサライに対して劣勢を強いられると、立て続けに失点を喫してしまう。70分にゴール前で抜け出したスナイデルに逆転ゴールを許すと、直後の72分にはディディエ・ドログバにヒールキックからゴールを奪われ、3失点目を喫した。

 レアル・マドリードは81分にもドログバにゴールネットを揺らされたが、オフサイドで得点は認められず、失点を逃れた。試合終了間際には、アルバロ・アルベロアが2枚目の警告を受け退場処分。数的不利となる中、後半ロスタイムにC・ロナウドが得点したが、敵地で2−3と逆転負けを喫した。しかし、2試合合計スコアでは5−3と上回り、3シーズン連続のベスト4入りを決めた。

 準決勝の組み合わせ抽選会は、12日に行われる。

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