フランクフルト日本代表MF乾貴士が10戦ぶりのゴールで今季6点目!〔ブンデス〕

ブンデスリーガ第27節が3月31日に行われ、グロイター・フュルトと日本代表MF乾貴士の所属するフランクフルトが対戦。乾は先発出場した。

 アウェー戦に臨んだフランクフルトは、開始2分にCKからグロイター・フュルトのニコラ・ジュルジッチにヘディングで先制ゴールを奪われてしまう。しかし、12分に乾がペナルティエリア左手前で右サイドから展開されたボールを受けると、中央に切れ込み右足を一閃。低い弾道のシュートがゴールネットを揺らした。

 乾の10試合ぶりとなる今シーズンの6ゴール目で同点に追いついたフランクフルトは、その後もチャンスを作るが、勝ち越し点までは奪えずに前半を折り返す。それでも後半に入ると、59分に左サイドからのクロスがファーサイドまで流れ、ゴール前に詰めていたシュテファン・アイクナーが冷静に蹴り込み、試合をひっくり返すゴールを挙げた。

 逆転に成功したフランクフルトは、69分にも加点。乾がドリブルでゴール前に持ち込むと、一度は相手にカットされるが、こぼれたところをアレクサンダー・マイアーがミドルシュートを叩き込んだ。しかし、リードを広げた直後の72分には、グロイター・フュルトのセルカン・サラレルに得点を許し、再び1点差となってしまう。

 打ち合いとなった試合だが、フランクフルトが1点差のまま、逃げ切りに成功。敵地で3−2と競り勝ち、7試合ぶりの勝利を挙げた。なお、乾はフル出場している。

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