W杯アジア最終予選日本vsイラクの試合が前倒しの可能性!〔アジア最終予選〕

ブラジルW杯アジア最終予選の最終戦・アウェーのイラク戦(開催地未定)が、予定されていた6月11日から前倒しされる可能性があることが26日、分かった。

 各大陸の王者がブラジルに集い、6月15日に開幕するコンフェデレーションズ杯には、本来なら開幕4日前(11日)に現地入りしなければならない規定がある。日本も11年のアジア杯優勝国として出場するが、アジアサッカー連盟(AFC)が最終予選を6月11日に設定したため、規定通りに移動できなくなっていた。

 イラクは治安面での不安を理由に自国でのW杯予選開催を国際サッカー連盟(FIFA)に認められておらず、同じ中東のカタールをホームとしてきた。日本戦もカタールで開催されると仮定すると、ブラジルとの開幕戦が行われる首都ブラジリアに入れるのは早くとも6月12日夜。“4日前規定”を守るどころか、中2日で世界最強のブラジルと戦うはめになる。

 FIFAは日本のスムーズな移動のためチャーター機によるブラジル入りを検討しているが、協会関係者によると「AFCが折れるかもしれない」と日程変更の可能性が浮上しているという。前倒しされた場合、6月4日の最終予選・オーストラリア戦(埼玉)からは日程間隔が詰まってしまうが、コンフェデ杯は戦いやすくなる。