ドルトムントが3−0完勝でCL8強入り〔CL〕

6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、ドルトムントシャフタールは3−0でドルトムントが勝利を収め、合計スコア5−2で次戦に駒を進めている。

ドルトムントフンメルスが風邪で欠場し、センターバックスボティッチサンタナが務めた。

ファーストレグで2つのアウェーゴールを挙げて優位に立つドルトムントだったが、守りに入る様子は見せず、立ち上がりから積極的にプレスをかけてシャフタールを押し込む。12分、右サイドのブワシュチコフスキピシュチェクのコンビネーションから中央でゲッツェがパスを受け、斜めに走り込むレヴァンドフスキへラストパスを送るが、ゴールはならず。その後はお互いにチャンスを迎えるが、決めることはできない。

試合が動いたのは31分。ドルトムントは右サイド側のCKから、サンタナがニアサイドでラキツキーに競り勝ち、高い打点からヘディングシュート。これが決まってドルトムントが先制に成功した。

反撃に転じたいシャフタールだったが、ドルトムントはその隙を突いてさらに追加点。37分、自陣のスローインから右サイドへ流れて突破したレヴァンドフスキがスペースでボールを受け、速く低いクロスを中央へ折り返す。これをゲッツェが軽く跳びながら右足で合わせて2−0とリードを広げた。

ハーフタイム、シャフタールは左サイドハーフのタイソンに代えてドグラス・コスタを投入。ファーストレグと同じ交代策でゴールをねらう。

すると48分、そのドグラス・コスタがドリブルでハーフウェイライン付近から突破を開始。2人を抜き去って一気にゴール前へ持ち込むが、シュートは力なく、相手GKにキャッチされた。さらに直後のシーンでもフリーでシュートを放ち、ファーポストをかすめるが、惜しくも枠の外へ。ドグラス・コスタ投入で一気に攻勢を強めるシャフタール

しかし、その時間帯は長くは続かなかった。59分、ドルトムントはドリブルで中央を横切ったブワシュチコフスキからパスを受けたギュンドアンミドルシュート。このボールを相手GKがキャッチし切れず、前方にこぼれたところへ素早く詰めたブワシュチコフスキが3点目を挙げる。

これで勝つためには3点が必要になったシャフタールだが、最後までGKヴァイデンフェラーの壁を破ることができず、結局、ノーゴールで試合を終えた。

ホームで完勝を収めたドルトムントが8強入りを果たした。

(C)Goal.com