レアルが国王杯に続いてリーガクラシコでバルセロナに勝利!〔リーガ〕

2日に行われたリーガエスパニョーラ第26節、レアル・マドリーバルセロナの一戦は、ホームのマドリーが2−1で勝利している。

本拠地サンチャゴ・ベルナベウバルセロナを迎えたマドリーは、5日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント一回戦セカンドレグのマンチェスター・ユナイテッド戦を控え、C・ロナウドをベンチに置くなど主力の大半を温存し、カンテラ出身の若手FWモラタを先発に据えている。

4日前にコパ・デル・レイ準決勝でバルセロナを撃破したマドリーは、その勢いをもってこの試合でも先制に成功する。5分、先発に抜擢されたモラタが左サイドを突破し、早いタイミングでクロス。GKバルデスが出られないところに上がった絶妙なボールに、ファーサイドベンゼマが難なく合わせてネットを揺らした。

一方のバルセロナは、この日セスクに代わり先発に入ったビジャを起点に、徐々にチャンスを作っていく。すると18分、最近ビッグマッチで不発に終わっていたメッシが反撃の一発を叩き込む。D・アウベスのスルーパスに抜け出した背番号10は、対応に来たS・ラモスの股を抜く技ありのシュートで同点ゴールを沈めてみせた。

後半に入ると、試合はこう着状態に。マドリーは57分、C・ロナウドケディラを同時に投入して攻めに出る。C・ロナウドは交代直後にドリブルからピケのイエローカードを誘発し、64分にはペナルティーアーク手前の直接FKからGKバルデスを強襲した。

C・ロナウドの投入で攻撃が活性化したマドリーは、75分にモラタが決定機をつかむ。ペペのパスに飛び出し、GKバルデスとの1対1に。しかしシュートをGKバルデスの胸に当ててしまい、このチャンスをモノにできなかった。

引き分けのムードも漂ったが、勝利への意欲を強く見せたマドリーが終盤にゴールをねじ込む。82分、モドリッチの蹴った左CKからS・ラモスがヘディングで合わせ、逆転弾を手にした。

バルセロナは終了間際にアドリアーノがエリア内でS・ラモスに倒され、PK獲得かと思われたがホイッスルは鳴らず。この判定に異議を唱えたイニエスタイエローカードが出され、終了の笛と同時に抗議したGKバルデスにはレッドカードが提示されて荒れた雰囲気で試合は終了を迎えている。

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