スタンダール・リエージュFW永井謙佑が入団会見!通訳は川島!〔ベルギー〕

ベルギーの強豪スタンダール・リエージュに加入したFW永井謙佑が28日、新天地での入団会見に臨んだ。

チームメートの日本代表GK川島永嗣が英語で通訳を担当したこともあり、永井はリラックスした様子で報道陣の質問に答えている。

会見前に練習をこなした永井は、「まだ走っただけだから分からない」と、新チームでの手応えについて詳しく語らなかったが、「今日初めて合流して、みんな優しかった」と、歓迎ムードを喜んでいる。

自身のストロングポイントについては「スピードが自分の特長。FWだったり、ゴールに一番近い位置でやれたらいい」と、アピールした。

永井は、「環境だったり、会長さんの話を聞いたり…。川島さんの存在も大きかった」とスタンダール・リエージュ移籍決断の理由を説明。スタンダール以外にもヨーロッパからのオファーはあったという。

ドイツへ行く日本人選手が多い中、なぜベルギーをチョイスしたかを問われると、

チャンピオンズリーグ(に出場する)チャンスもある。あまり日本人がいない環境でやりたいというのもあったので選んだ」「周りに人がいると甘えてしまう。だから、厳しい環境でやりたかった」。

しかし、早速川島が通訳についていることを指摘されると、「ピッチだとGKと(FWで)遠いので…」と苦笑い。先輩を通訳に使うのは「申し訳ないです」としながらも、「安心できます」と述べた。

チームメートのFW小野裕二については、「瞬発力がある。技術的なところも高い。自分の特長を生かしてくれる」と話した。

スタンダール・リエージュは次節、首位アンデルレヒトとの伝統の一戦が待っている。出場できるかと問われた永井は、「監督に聞いてください(笑)」。それでも、100%のコンディションになるまで、「それほど時間はかからないと思う」と意欲をのぞかせた。