ジュビロ磐田とタイ王者ムアントン・ユナイテッドの試合は日本代表FW前田遼一が同点ゴール!〔親善試合〕

26日、タイプレミアリーグ(TPL)のSCGムアントン・ユナイテッドと、タイでキャンプ中のジュビロ磐田(J1)の親善試合[BANGKOK INTERNATIONAL FOOTBALL INVITATION 2013]がムアントンタニーの”SCGスタジアム”で行われた。
タイでのキャンプ始動から6日目でのゲームとなったジュビロ磐田だが、キックオフ直後から個々の技術・組織力ムアントン・ユナイテッドを上回り、前半のほとんどの時間をムアントン・ユナイテッド陣内でプレーする展開となった。しかしムアントン・ユナイテッドは、現在チェンマイで行われている[King's Cup 2013]の関係でタイ代表選手数名を欠いているとはいえ、2012年シーズンのタイプレミアリーグ・チャンピオンである。外国人選手を含め選手層は厚くレベルも低くはない。最後の危険なゾーンではしっかりと体を張って決定機は与えず、時折見せる鋭いカウンターとミドルシュートジュビロ磐田ゴールを脅かす。
0-0で折り返した後半58分、Pak Nam Chol(北朝鮮)が放ったフリーキックの折り返しを、ポルトガル・1部リーグのボアビスタやブラガでプレーした経験もある、今季新加入のRoland Linz(オーストリア)が右足のボレーであわせムアントン・ユナイテッドが先制点をあげる。しかし、直後の66分、途中出場で好プレーを見せていた小林祐希のスルーパスから山本脩斗がクロスを上げ、ファーサイドにつめていた前田遼一が右足であわせ同点とした。その後、両チームともにチャンスを作るも無得点に終わり、1-1の同点のまま終了のホイッスルを向かえた。