モンテレイが勝利し世界3位!!〔CWC〕
16日、クラブワールドカップの3位決定戦、アル・アハリ対モンテレイが行われ、2−0でモンテレイが勝利した。
先制ゴールは試合開始早々に決まった。
3分、中盤でボールがルーズになった展開からカルドソがボールを拾い、素早く右サイドからゴール前へ斜めに飛び出したコロナへ浮き球のパス。ここでクリアを試みたアル・アハリのDFモアワドとGKアルスードが交錯し、ボールがこぼれ、コロナが拾って押し込んだ。モンテレイが先制点。
反撃に出るアル・アハリは30分、ソリマンのFKにメタエブが飛び出してダイビングヘッド。これは惜しくもゴールポストに阻まれた。
さらに41分にもモアワドのクロスからアブトレイカがダイビングヘッドを放つも同点ゴールはならず。
後半に入ると、攻勢に出るアル・アハリと、それを待ち構えてカウンターをねらうモンテレイの構図がより鮮明になった。
51分には左サイドのクロスからアブトレイカがボールを拾って反転ボレー。56分には途中出場のハムディが同様に反転ボレーでゴールをねらう。圧倒的に多くのチャンスを生み出していくアル・アハリだが、ゴールに鍵をかけるGKダウトの牙城を崩すことができない。
62分には右サイドバックのファティを下げ、攻撃的MFのバラカトを投入。ボランチのハサムを右サイドバックに移し、右サイドハーフのサイードをボランチに下げ、全体的に攻撃の選手を増やすことでリスクを犯してゴールをねらう。
しかし、66分、この隙を突いてモンテレイが追加点。右サイドバックに移ったハサムが飛び出して空けたスペースに対して素早くカウンターを仕掛け、コロナのスルーパスから最後はデルガド。飛び出したGKの上を抜く見事なループシュートで、貴重な2点目のゴールをゲットした。
その後もチャンスを作るアル・アハリだが、最後までゴールを挙げることはできず。
2−0で試合は終了し、北中米王者モンテレイが世界3位に輝いた。
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