ベッカム獲得に向け、世界で綱引き!日本への移籍の可能性は0%w〔アメリカ〕

サッカーの元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム(37)が19日に、米プロリーグ、MLSのギャラクシーから退団すると発表。

これを受けて複数の英紙は、世界中の金満クラブが激しい「ベッカム争奪戦」を繰り広げるだろうと予想している。

 英紙サン紙(電子版)は21日付で「ベッカム獲得に1200万ポンド! 世界中で綱引き始まる」と報じた。

同紙は移籍先候補に上海申花(中国)、メルボルン・ハーツ、アデレード・ユナイテッド(ともに豪州)、
パリ・サンジェルマン(フランス)、ボタフォゴ(ブラジル)、カイザー・チーフス南アフリカ)、ニューヨーク・コスモス(米国)を挙げた。

 ベッカムは新たな大型契約を結ぶことで総額1200万ポンド(約15億6500万円)を手にすることも可能とし、中でも上海申花は週給35万ポンド(約4560万円)の破格の契約を用意しているという。

 同紙はベッカム一家に各国の魅力も紹介。中国は「子供たちにとって新しい文化と語学の勉強ができる国」とアピール。

豪州は「すばらしい気候にビーチとギャル」、南アは「急速発展するシティライフ」、フランスを「ファッションが有名で、妻にとってショッピング天国」、米国を「慣れ親しんだ国」、
ブラジルは「世界最高のストリート・パーティーリオのカーニバル)がある」としている。

 英紙ミラー(電子版)も21日付で「最後の挑戦で2000万ポンド」と報じ、噂されるクラブにロシアリーグのチームや英プレミアリーグウエストハムニューヨーク・レッドブルズなどを列挙。

だが最有力候補として、2014年ワールドカップと16年夏季五輪が行われるブラジルを挙げた。

 ベッカムは来月1日のMLS杯を最後にギャラクシーから退団。「選手生活を終える前にもう一つ最後の挑戦を経験したい」と声明を発表していた。