チョンブリーがガンバ大阪日本代表MF遠藤保仁に興味か〔タイプレミア〕

タイ・プレミアリーグチョンブリーFCJリーグ1部(J1)G大阪の日本代表MF遠藤保仁の獲得に興味を示しているようだ。

Goal.comタイ版が得た情報によると、チョンブリーには現在日本人MF櫛田一斗が在籍しており、クラブは現在の年俸の2倍を提示して契約更改を望んでいるが、残留するかどうかは五分五分の状況。彼が退団する場合の後釜として遠藤の獲得を検討していると見られている。

チョンブリーの監督を務めるヴィタヤ・ラオハクル氏は現役時代にG大阪の前身である松下電器でのプレー経験があり、2007年から09年までは鳥取(当時JFL)の監督を務めた。日本との関係が深いこともあり、遠藤の兄の彰弘氏を通しての交渉を試みる考えのようだ。

G大阪は現在J1で16位と降格の危機に瀕している。もしJ2に降格することになれば、遠藤をはじめとするベテラン選手の高額年俸が負担となることもあり得る。


チョンブリーFCはタイの強豪クラブのひとつで、毎年リーグ上位の成績を記録している。2007年にはタイ・プレミアリーグを制し、翌年出場したAFCチャンピオンズリーグACL)ではG大阪と対戦して引き分けたこともある。今年5月にはJ1神戸と業務提携を結んだ。