オマーンが2014W杯アジア最終予選から排除!?〔W杯〕

 日本サッカー協会大仁邦弥会長が23日、オマーン代表のブラジルW杯アジア最終予選からの排除を懸念した。

 オマーンは、国内の3クラブが昨年8月の同国協会理事選に不正があったとして選挙結果の無効化を裁判所に訴えたため、サッカーに関する係争を通常の裁判所に持ち込む規則違反で資格停止処分を受ける可能性があるとFIFAから警告されている。資格が停止されるとW杯予選にも出場できなくなるため、同じB組の日本にも影響が出る。

 日本は最終予選でオマーンとホームで1試合対戦し、勝っているが、万が一、予選から排除され記録が抹消されると日本の勝ち点が減る可能性がある。会長は「排除されると困る。このまま予選が終わるのが一番です」と語った。

 大仁会長はオマーンの問題など、各国のサッカー協会が抱える問題について話し合うアソシエーションコミッティや、クラブW杯の組み合わせ抽選に出席するためにスイスへ出発した。