川島がmom!

スタンダール・リエージュは28日、ベルギー1部リーグの開幕戦でメヘレンと対戦し、2−0と勝利を収めた。GK川島永嗣は先発フル出場し、マン・オブ・ザ・マッチに選出される好パフォーマンスを披露。試合後、同選手はイタリア移籍の噂について、何も知らないと話している。

スコアレスで迎えた後半の立ち上がり、川島はFWベンジャミン・モクルのシュートをセーブ。すると57分、MFジョフリー・ムジャンギ・ビアのゴールで先制に成功する。

その後、川島はFWアレッサンドロ・コルダロのヘディングシュートも防ぎ、メヘレンの同点弾を阻止すると、チームは83分にFWミッチー・バツフアイがカウンターから追加点。2−0として逃げ切り、初戦を白星で飾った。

川島は試合後、現地記者の取材に対し、「2度のビッグセーブができました。でも、自分の仕事をしただけです」とコメントしている。

この夏の去就が注目されている川島には、以前にも興味を示したトリノが関心を寄せていると言われている。八百長事件でGKジャン=フランソワ・ジレに長期出場停止処分が科されていることから、再び川島に注目しているというのだ。

だが、川島は「9月1日もまだスタンダールにいるか? 自分はスタンダール・リエージュのことに集中しています。イタリアからのことは何も聞いていません」と話している。

なお、FW小野裕二はひざの負傷で離脱中。FW永井謙佑はメンバー入りしなかった。



(C)Goal.com