清武の2アシストでシャルケに快勝!〔ブンデス〕
16日に行われたブンデスリーガ第26節のニュルンベルク対シャルケは、3−0でホームのニュルンベルクが勝利を収めた。
ニュルンベルクの清武弘嗣は先発フル出場を果たし、金崎夢生はベンチスタート。一方のシャルケは内田篤人がベンチスタートとなった。
試合は総じてアウェーのシャルケがボールポゼッションを握り、対するニュルンベルクは引いて守りながらカウンターをねらう展開となった。前半12分、シャルケはファルファンがドリブルで中央を突破し、フリーでシュートを打つが枠を外してしまう。さらに13分、ファルファンからの浮き球のパスに走り込んだドラクスラーがループシュートをねらったが相手GKがセーブ。
そして25分、ドラクスラーとのワンツーコンビネーションで攻め上がったファルファンがゴール右側からシュートを放ち、相手GKがはじいたところへドラクスラーが走り込むがボールには届かず。チャンスをつくりながらも決め切れない展開が続くと、その後のシャルケには悪夢が待っていた。
31分、ニュルンベルクは相手ゴールキックを跳ね返した展開から、ボールを受けたペクハルトがディフェンスラインの裏へ浮き球パスを送り、後方から走り抜けたフォイルナーが相手GKヒルデブラントとの1対1を迎える。フォイルナーはGKの逆を取ってニアサイドへ流し込み、耐え続けたニュルンベルクが先制ゴールを挙げた。
1−0で後半に入ると、再びスコアを動かしたのはニュルンベルク。69分、カウンターから清武のパスを受けたエスヴァインが長いドリブルで攻め上がり、バストスの追走を跳ね飛ばしてシュート。ボールは相手GKのニアサイド側を抜けてゴール。清武はアシストを記録した。
さらに73分、清武からのパスを受けたピノラが中央へ折り返し、フランツが詰めるがここはGKにセーブされてゴールならず。しかし、ニュルンベルクは87分、相手ゴールへ向かって走り込むフランツに対し、センターサークル辺りから清武がスライス回転をかけたロングスルーパスを供給。これをフランツが決め、3−0と大量リードを奪った。この日、清武は2アシストを記録。
試合はそのまま終わり、ニュルンベルクが勝ち点3を得た。
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