アジア王者奪還へついに今夜ACL開幕!〔ACL〕

サッカーのアジア王者を決めるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)が26日に開幕する。日本からは昨季Jリーグ1〜3位の広島、仙台、浦和と天皇杯を制した柏の4クラブが参戦。2008年にG大阪が頂点に立ってからは振るわない日本勢だが、日本サッカー協会とJリーグも支援を厚くする今季は王者回へ強い意気込みで臨む。

日本代表は11年のアジア杯を制し、5大会連続のワールドカップ出場もほぼ確実にするなどアジア最強といっていい。しかし、クラブはACLで苦戦していて、09年以降の決勝進出はなく、4強にコマを進めたのも09年の名古屋が最後だ。

 そこで日本サッカー協会とJリーグは今季から、遠征費の補助や準々決勝以降に進出したクラブへのボーナス支給、情報収集にあたる職員派遣といった支援策を強化。Jリーグの大東和美チェアマンは「日本勢でベスト4を独占するぐらいの意気込みで戦ってほしい」とはっぱをかける。

 出場クラブの士気も高い。仙台の太田は「最近は日本勢が結果を残していないので何とかしたい」、広島の佐藤は「Jリーグの力を証明したい」と闘志満々。浦和と柏がオフに積極補強に乗りだしたのも、ACL出場で余儀なくされる過密日程に対処するためだ。

 昨季は日本開催だったクラブ世界一を決めるクラブワールドカップも今季はモロッコで行われるため、日本勢が出場するには開催国枠に頼らず、ACLを勝ち抜くしかない。世界を見すえて戦うクラブにとって、越えなければならない激闘の幕がいよいよ上がる。

 ACLには32クラブが出場し、8組に分かれてホームアンドアウェーのリーグ戦を実施。各組上位2クラブが決勝トーナメントに進む。日本勢は26日に仙台がブリラム(タイ)とホームで、浦和が広州恒大(中国)とアウェーで、27日に広島がブニョドコルウズベキスタン)とホームで、柏が貴州人和(中国)とアウェーでそれぞれ初戦を迎える。

等サイトでも日本勢の試合結果などを載せて行きたいと思います^^