リベルタドーレス杯の試合で14歳のファンが死亡〔南米〕

20日に行われた南米リベルタドーレス杯グループステージのサン・ホセ(ボリビア)対コリンチャンス(ブラジル)戦で、地元ボリビアの14歳のサポーターの少年が命を落とす事故が起こった。ブラジル『ランスネット』やボリビア各メディアなどが報じている。

報道によれば、前半5分にFWホセ・パオロ・ゲレーロの得点でアウェーのコリンチャンスが先制すると、コリンチャンスのサポーター席から花火や爆竹が飛び交い、その一つがホームサポーターの少年の右目付近に直撃したとのことだ。

少年は病院へ運ばれる途中で死亡が確認されたと報じられている。この件に絡んで地元警察は数名のサポーターを逮捕したようだ、

事故の発生にもかかわらず試合は続行され、後半にサン・ホセが同点ゴールを奪って1−1のドローに終わった。

昨年12月に日本で開催されたクラブ・ワールドカップ決勝でチェルシーを破ってクラブ世界一となったコリンチャンスだが、チッチ監督は試合後の会見で「世界王者のタイトルを少年の命と交換できるのならそうしたい」と語ったと『ランスネット』は伝えている。






サッカー魂は彼のご冥福を心よりお祈りいたしますm(_ _)m