リバプールが3部のオールダムに敗れ4回戦敗退!〔FAカップ〕

27日に行われたFAカップ4回戦、オールダムリバプールの一戦は、
2ー3でアウェーのリバプールが敗れた。

3部のオールダムとアウェーで対戦するリバプールは、ジェラードをベンチに
置いてのスタート。
キャプテンマークはルイス・スアレスに託された。しかし、立ち上がりにいきなり
つまずく。
オールダムは開始2分、左サイドからのクロスに反応したスミスが、コアテス
競り勝ってヘッド。
シュクルテルが何とかかき出そうとするもわずかに及ばず、いきなり先制点が決まる。
しかし、17分にはリバプールが反撃。左から中央へドリブルで切り込むL・スアレス
縦のスタリッジに当ててワンツーを狙う。このパスは相手に触られたものの、
これがL・スアレスへのリターンとなり、エースが冷静に同点弾を挙げた。
リバプールは、荒いプレーの目立つオールダムに苛立ち、試合を支配するには
至らない。
すると、前半終了間際に手痛い失点をしてしまう。
オールダムが右サイドからグラウンダーのクロスを入れると、これをGKジョーンズが
ファンブルオールダムに拾われて、最後は先制点のスミスにゴールを許した。

嫌な時間にゴールを許したリバプールは、後半の立ち上がりもうまくいかない。
48分、オールダムは左サイドを突破すると、ファーのワバラが頭で合わせて、
2点差とした。追い詰められたリバプールは、56分にボリーニとウィズドムを
下げて、ジェラードとダウニングをピッチに投入。流れをつかみにかかる。
72分には、最後の交代枠でシェルベイを送り込んだ。それでも、大きな効果は
表れない。
79分、CKのこぼれ球をアレンがボレーで叩くと、DFに当たったボールがゴールに
吸い込まれ、リバプールが1点差に詰め寄った。しかし、あと1点が決まらない。
90分にはジェラードの強烈なミドルシュートが相手ゴールを襲ったが、
クロスバーに嫌われる。
6分のアディショナルタイムでプッシュし続けたリバプールだが、それでも3点目は
奪えず、FAカップから姿を消した。
(Goal.com)