香川が途中出場でユナイテッドが4−1で勝利!〔FAカップ〕

26日に行われたFAカップ4回戦、マンチェスター・ユナイテッド対フラムの一戦は、4ー1でホームのユナイテッドが勝利した。ユナイテッドMF香川真司は71分から途中出場した。

香川がベンチスタートとなったユナイテッドは、開始直後にいきなりチャンス。ルーニーがゴールに迫り、CKを獲得する。すると、これが決定機を呼び込んだ。ファーサイドスモーリングと競ったヒューズがハンドをしたため、ユナイテッドにPKが与えられた。このPKはルーニーではなくギグスが担当して先制点。ユナイテッドが幸先の良いスタートを切る。

しかし、その後はユナイテッドがチャンスをつくりながらも、相手GKの好守もあり、追加点が奪えない展開。前半は1点差のまま終わった。

それでも後半に入ると、一気にユナイテッドが突き放す。50分、アンデルソンのパスを受けたルーニーペナルティーエリア右で切り返してDFを外し、左足で追加点を奪うと、52分にはルーニーのパスからハビエル・エルナンデスが3点目を挙げた。

勢いづくユナイテッドは66分、ギグスのパスを受けたJ・エルナンデスが、再びペナルティーエリア左から仕掛けてDFの股の間を狙ってシュート。これが相手に当たってゴールに決まった。

4点差としたユナイテッドは、71分に交代枠を使う。ギグスアンデルソンが下がり、香川とバレンシアが投入された。

ユナイテッドは77分に失点。フラムはカラグニスのCKにヒューズが頭で合わせて、1点を返す。しかし、ユナイテッドの優位は揺るがない。

ユナイテッドはこの失点の直後に香川がチャンスを迎えた。ボランチに入った香川は、相手DFがヘディングでカットしたボールを高い位置で拾うと、ルーニーにボールを預けて自身は前へ。ルーニーからのリターンパスを受けた香川はそのままシュートを狙うが、これはバーの上に外してしまった。

それでも、3点のリードがあるユナイテッドは問題なく逃げ切り、4ー1でフラムに勝利。危なげなく次のラウンドに駒を進めた。

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