アザールを退場に追いやったボールボーイが警察に事情聴取!父はスウォンジーのクラブ幹部ということが判明!【アザールとボールボーイ3】

イングランドリーグカップであるキャピタル・ワン・カップの準決勝セカンドレグが23日に行われ、スウォンジーチェルシーが対戦。

0−0の引き分けに終わり、2試合の合計スコアで2−0と上回ったスウォンジーが決勝進出を決めた。

 試合の78分にチェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールが、ボールの処理にもたつくボールボーイに蹴りを入れて、一発退場処分となった。

イギリス紙『サン』などの各メディアは、こぞって今回の事件を報道をしている。

 時間稼ぎのためにわざとボールの処理に時間を掛けたとされる少年は、スウォンジーのクラブ幹部の息子であることが判明。

試合の数時間前に、少年が自身のツイッターで「ボールボーイの王様が戻って来た。これが最後の出場だ。#時間稼ぎが必要だ」と、つぶやいていたことも明らかになっている。

 なお、南ウェールズ警察は、後ほど少年と父親から事情聴取したが、それ以上ことを進めないことを決めたようだ。

 チェルシーは、クラブのツイッター公式アカウントで、アザールの退場直後に、

フットボールはおかしくなった。アザールはボールを渡そうとしない少年の下にあるボールを蹴りだしただけなのに退場させられた」とつぶやいたが、後ほどこのツイートに関して謝罪している。

また、ラファエル・ベニテス監督は、アザールがクラブによって処分される可能性を公表したが、

かつて観客へのカンフーキックを見舞い8ヶ月の出場停止となったマンチェスター・Uに所属した元フランス代表FWエリック・カントナ氏のように、FA(イングランドサッカー協会)から重い処分をくだされる可能性もあると報じられている。

今回の一件に対し、現役選手たちも、すぐにツイッターで反応を見せており、ストークに所属する元イングランド代表FWマイケル・オーウェンは、

「ボールボーイもアザールも間違っていたよ。ただ、アザールが彼を痛めつけようとしていたとは思わない。ボールを突いて取り出そうとしていたはずだ」と、アザールの行為に一定の共感を見せている。

また、マンチェスター・Uの元イングランド代表DFリオ・ファーディナンドは、「俺に何の権利もないが、俺の目にはレッドカードに見えた。不幸なことに俺たち選手たちは時にレフェリーを非難の的にしてしまうんだ」とコメントしている。

いやいやwどうみてもボールボーイが悪いだろww