スコールズが引退か!ギグス、ファーディナンドは退団か!〔マンU〕

複数の英メディアは20日、サッカーのプレミアリーグマンチェスター・ユナイテッドマンU)のMFポール・スコールズ(38)が今季限りで引退すると報じた。また、MFライアン・ギグス(39)とDFリオ・ファーディナンド(34)の退団の可能性も伝えた。

 サン紙(電子版)によるとスコールズはすでに、親しい友人に今季限りでユニホームを脱ぐことを明かしたという。スコールズは2011年5月に一度現役を引退。翌年1月に復帰した経緯があるが、同紙は「今回が本当に最後」としている。

 マンU一筋のスコールズは1994年にデビューすると、10度のプレミアリーグ優勝、2度のチャンピオンズリーグ制覇、3度のFA杯獲得に貢献。イングランド代表としても2度のワールドカップに出場するなど、輝かしい経歴を持つ。

 また同紙は、サッカー界を代表する名MFジネディーヌ・ジダンエドガー・ダーヴィッツ、シャビらが「スコールズはこれまで対戦した中で世界最高のミッドフィルダー」と語ったエピソードも紹介している。

 デーリー・メール紙(電子版)もスコールズの引退を伝えた。また、ギグスファーディナンドの退団の可能性にも言及しており、マンUの一時代を築いた3人を失うだろうと報じている。

 ギグスは引退後の監督業に興味を示しており、ライセンス取得に向けて勉強中という。ファーディナンドは契約を延長しない場合、中国リーグに移籍すると一部で報じられている。

 同紙によると、マンUアレックス・ファーガソン監督は来季以降のチームの若返りを図っており、ベンフィカDFエセキエル・ガライノルウェー代表DFベガール・フォレンらを視察しているという。今季開幕前には日本代表MF香川真司(23)も獲得した。