広島が悲願のJ1初優勝!〔J1〕

 J1第33節の9試合が24日、各地で行われ、首位・広島はFW佐藤のゴールなどでホームでC大阪に4―1で大勝。勝ち点を61に積み上げ、2位仙台が新潟に0―1で敗れて勝ち点57にとどまったため、最終節を残して広島の初優勝が決まった。

 広島は1994年に第1ステージを制したが、J1年間優勝は初。J1、ナビスコ杯、天皇杯の3大タイトルに限れば、93年のJリーグ発足後では初のタイトル獲得となった。森保監督は就任1年目でチームに初の栄冠をもたらした。

 広島は前半17分、高萩が自らのスルーパスのこぼれ球を左足で蹴り込んで先制。3分後には高萩のロングボールから清水、石川とつなぎ、最後は青山が右足で追加点を挙げた。広島は前半終了間際の42分、清水が倒されて得たPKを佐藤がきっちり決めて3点目。後半にも石川がダメ押しの4点目を決め、ホームで歓喜の瞬間を迎えた。