【動画あり】岡崎が２ゴール！高徳が１ゴールで大勝！〔ＥＬ〕

２２日に行われたヨーロッパリーグ・グループＥ第５節、ステアウア・ブカレスト対シュツットガルトの一戦は、５ー１でアウェーのシュツットガルトが勝利を収めた。ＦＷ岡崎慎司とＤＦ酒井高徳はともに先発出場。前半に岡崎は酒井のゴールを、酒井は岡崎のゴールを、それぞれアシストした。さらに後半、岡崎はさらに１点を加える大活躍を見せて、チームの勝利に貢献している。

　前節までに勝ち点１０を稼いで余裕のあるステアウアに対して、シュツットガルトは序盤から一気に仕掛ける。立ち上がりは、セットプレーが光った。

　開始５分、ＣＫにタスキが合わせて先制すると、１８分には左サイドからのＦＫにハルニクが詰めて、早い時間に２点を奪った。

　すると、ここからは日本人２人の見せ場となった。２３分、岡崎が左サイドでドリブルを仕掛けると、深い切り返しでＤＦを外して中へ。右サイドから絞ってきた酒井にすぐさま横パスを送ると、ペナルティーエリア手前からダイレクトで豪快に左足を振り抜き、強烈なシュートを突き刺した。

　岡崎にヨーロッパ初ゴールをアシストしてもらった酒井は、即座にお返し。３１分、右サイドの裏のスペースでパスを受けた酒井がファーサイドにクロスを入れると、フリーで走り込んだ岡崎がていねいなヘディングシュートを決めて、４点差となった。

　大きなリードを持って後半に入るが、シュツットガルトの勢いは止まらない。５５分には、ゴール前混戦のこぼれ球を狙っていた岡崎の正面にボールが転がり、右足で追加点。５ー０と圧倒する。

　７０分に酒井高徳が交代した後は、岡崎がハットトリックを目指してチャンスに絡んでいくが、６点目は決まらない。それでも、ステアウアの反撃を１点に抑えて、シュツットガルトが危なげなく大勝。５ー１で勝ち点３を手にした。

　同時刻のグループＥもう一試合では、コペンハーゲンがモルデに敵地で２ー１と勝利している。この結果、グループＥは最終節まで上位３チームの混戦が続くことになった。(Goal.com)