ドルトムントがホームでレアルに勝利!〔CL〕

24日のチャンピオンズリーグ・グループD、レアル・マドリーは敵地ズィグナル・イドゥナ・パルクでのドルトムント戦を1−2で落とした。勝ち点を6から積み重ねられず、勝ち点1差でドルトムントに首位の座を明け渡している。

チームの公式戦成績が1勝6分け16敗、モウリーニョ監督が4戦全敗と、両者ともに苦手とするドイツの地に乗り込んだマドリー。その歴史が証明するように、この一戦でも厳しい展開を強いられた。

立ち上がりからボールを保持するマドリーだったが、ドルトムントの激しいプレスによって中盤でボールを失い、幾度もショートカウンターを浴びる。19分にはケディラが負傷し、モドリッチが代わりに出場。怪我の功名か、この交代でボールが回るようになるも、37分に不用意な形で先制点を献上する。ペペのパスミスをケールに拾われ、レヴァドフスキにGKカシージャスを破られた。

しかしその2分後、マドリーはクリスティアーノ・ロナウドが同点ゴールを記録。エジルのロングパスに反応したCR7は、不用意に飛び出したGKヴァイデンフェラーの頭上を越えるワンタッチシュートを沈めた。勢いに乗じたいマドリーは45分、ディ・マリアのパスからフリーのセルヒオ・ラモスがシュートを放つも、ボールは枠外へ。前半は1−1のまま終了のホイッスルが吹かれる。

一進一退の攻防が繰り広げられた後半、スコアを動かしたのはドルトムントだった。サイドを抜け出したゲッツェのクロスをカシージャスが弾き損ね、これをシュメルツァーが押し込んだ。ビハインドを負ったモウリーニョ監督は、ベンゼマに代えてイグアインを投入。縦に速い攻撃で同点を目指したが、ドルトムントの堅守を崩し切ることはできず。ドイツの地で、17回目の敗戦を喫している。

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